人体の話

人体って本当に巧妙に出来ていて、今の科学でも、わかっていない事も多いです。
わからない事を、昔は「祟り」とか「神」とか「悪魔」と言いました。
しかし、先人の叡智で解明されていることも増えてきています。

7歳の子にインスリンを投与しなくて死んでしまった事件。
腹に死神が居るからインスリン投与をやめたという。
悪霊や死神の有無を否定はしませんが、糖尿病ってのは生理学的にある程度理解されている病気です。

日本人のほとんどは2型糖尿病で、生活習慣病です。遺伝や家庭の問題も確かにありますが、基本としては自己管理の問題だから「生活習慣病」という名称がついています。

逆に1型糖尿病は生活習慣病ではありません。
複雑なシステムの自己免疫機能の影響の一つに、アレルギー反応などがありますが、1型糖尿病も自己免疫がエラーを起こして、膵臓のランゲルハンスB細胞を破壊してしまうために、インスリンが作れなくなってしまう病気です。

インスリンが血糖値を下げるホルモンとして発見されてから100年もたっていませんが、かつては必ず死んでしまう病気だった1型は、インスリン投与によって死なない病気となりました。特に小さい子に発症すると言われてますが、それでもまだ、不自由はあっても将来の夢を描けるようになったわけです。
そして現代ではIPSなどの進歩で、いつか膵島を再生できるようになるかもしれませんので、7歳の子が大人になるころには「完治する病気」に変わっていたかも知れません。
それだけに、今回のはあまりに無責任なものだと思いました。

他者へ何かを施したり、勧めたり、やらせるってことは、それだけ大きな責任を背負うのだと認識しなければいけません。

関連する記事
コメント
コメントする








   

PR

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

recommend

recommend

recommend

links

profile

書いた記事数:2515 最後に更新した日:2015/12/31

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM