2015
何とか乗り越えた2015年
ジムも軌道に乗り、いい年でした。
今、私が懸念している事が未来にあります。
高齢化社会です。
高齢化というのは悪い事ではなく、日本の社会福祉、社会保障、そして公衆衛生が極めて優れている証明です。
憲法25条を国が守っている証明です。
ただ、これを支えるのは人口。人口が生み出す予算によって福祉や保証は賄われます。
人口減少社会と少子化社会では破たんする制度設計だという事は、誰でもわかります。
ではどうすればいいのかって、もう一人一人の認識が変わるしかないでしょう。
5つの社会保険
医療保険
年金保険
雇用保険
介護保険
労災保険
必要な金額は上がるのに、次の世代の納税者が減るってのは問題ですよね。
医療保険なんて40兆円を超えてさらに加速していきます。
・・・でも、40兆円のうち、予防できる事ってどのくらいあるのかご存じでしょうか。
最も多い疾病は、消化器と言われています。
・・・え?消化器?と思うでしょうが、簡単に言えば歯科です。歯も消化器系の扱いなので虫歯は消化器の疾病ねんですね。
整形外科で最も多いのは腰痛、次いで膝痛、そして肩痛。
ゼロにはできなくても、朝夜と歯をしっかり磨く習慣を身に付けるだけで、虫歯の絶対数は減らせるんじゃないでしょうか。
そして整形外科を訪れる半数は「運動不足」による疾患。
人工透析の半分は生活習慣病による、自己管理の問題による腎不全。
7割以上を国が負担し、人工透析は全額負担です。
もちろん、自己管理の問題以外で発症する事だってあるので、そういった方が福祉や保証を受けるべきだと思いますが、それ以外の、意識を変えるだけで防げることってのは、全体の半分もあるんです。
長生きする事は良い事なので、そのうえでいかに多くの年寄が健康であるのか。病院にそれほど通わなくて済む老後にできるのか。
飽食の時代、便利な時代に、教育の改革もなしに個人任せで健康を維持するのは中々難しいと思います。
少子化対策も大切。
並行して、健康寿命を延ばす対策も不可欠だと思います。
とりあえず、若いうちからの運動の習慣、食べ過ぎない習慣(特に塩分と糖質と脂質)だけでも、みんなが出来れば大きく変わると思うんですけどね。
今の子供たちが大きくなった時の事も考えると、自分の欲求だけ満たせば良しってわけにはいかないですからね。
2016年
まずは続けやすい運動習慣化プログラムが、何かできればいいなと思っています。
来年もよろしくお願いします。
- 2015.12.31 Thursday
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